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鉄船浮水上



あり得ないことが起こりました。
時は5月の17日。日本晴れの土曜日でした。
そして以織窯初の茶会だったのです。

さーて、我が家に茶室はありません。
6畳の「離れ」があります。
杉板張りの板の間にて、およそ茶室とは言えません。
無理矢理言えば「お堂」のような作りです。
そこへ東京から大勢の方々が集まってくださいました。

仕掛人は、誰あろう。そうです、やっぱりあの人です。
仲森智博さんと高尚なお仲間たち。
伊勢屋美術の猪鼻さんもご一緒です。
美味しいお茶を点ててくださったのは神谷先生。
大勢のお客様なのに、丁寧に丁寧に何度も点ててくださいました。

簡易床に大徳寺169世・天佑和尚の「鉄船浮水上」。
その下に仲森氏がここ蓑毛で摘んだ野花を生けたやさしい竹籠が。
茶入れも茶杓も名品。
濃い茶は,これも仲森さんご持参の井戸脇と蕎麦手。
薄茶茶碗だって、以織窯の今後を意識くださっての揃え方です。
ともかくやはり本物は迫力が違いますね。

でね、不釣り合いなのが我が家のお道具。
大きな置き囲炉裏に季節はずれの大きな釜を
自在鍵でつるしました。
なぜって、これだけ大勢の用に足る持ち合わせがありません。

お茶をお点てになる神谷先生は、
お湯を汲むたびに中腰にならねばなりませんでした。
なのに皆さん、「山小屋の茶だ」と喜んでくださって。

そうそう、14日より我が家に寄宿中の、京都の名門窯の跡取りさん
通称「宇宙人さん」も同席しましたよ。
彼は若くても茶の湯の造形深い方、無知な以織とは違います。

今回のお軸「鉄船浮水上」は
「あり得へんことがおこるやろ」の意です。

もちろん、修行を重ねればの前置きがあるはずですが、
そこは鄙爺、ぐうたらでも幸せに運が良いわけです。
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井戸茶碗陶術遣い

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