拙作・蕎麦茶碗



鼠色と枇杷色が共存する蕎麦茶碗です。
窯の中で炎によって生まれる景色です。
ふたつの色がくっきり別れると「片身替り」と呼ばれるのですが、
これは境界が定かならず、ぼんやりと色変わりしていきます。
素地土に入ったカオリン粗粒も顔をのぞかせています。

一連の窯変テストの結果です。
毎回、窯詰めを工夫して、炎の通り道を変えます。
しかしながら窯変は人為で制御出来る範疇を越えているので、
今回のテスト窯中、採れたのはこの一碗だけでした。

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諦め易く、しつこい性格が焼物屋には必要かと。
なので、これからも窯変を狙っていきますよ。


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窯変テスト


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ここのところ窯変のテスト焼きをしています。
窯変は人智を越えた窯の神様の領域なので、
コントロール出来るものではありません。
けれど窯変を出易くする工夫をして、
窯の神様にお願いをしてもいいのではと、
大それた試みをしています。

画像の二碗は同じ土、同じ釉薬、同じ窯で焼きました。
鼠色をした左側の方が右より一段高いところで焼きました。
炎が不均一になるよう窯詰めをしています。
こんなにも変わって焼けてくるとは思ませんでした。

陶工のささやかな工夫を、
窯の神様は聞いくださるということがお判りいただけたかと。

これからもテストを続けていきます。





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Author:iorijiji
井戸茶碗陶術遣い

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