茶人のこだわり



本日、お茶人さんが蓑毛にご来訪くださいました。
それも一昨年お買い上げくださった拙作・大井戸茶碗を携えて。

聞けば以来、毎日この茶碗で茶を点ててくださっているという。
それもお茶人さんならではの丁寧な扱いで。
すると画像のごとく拙作が育ってしまった。
まるで伝世の茶碗のようだ。
茶碗を育てるということはかくいうことなのか、感服した次第。

その大井戸でたっぷり濃茶をごちそうになりました。
お茶人さんありがとうございました。

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あったか。あったか。



蓑毛では急にやって来る。
今日はとりわけ温かい。
梅も桜も山吹も毎年春を告げるけど、
体感は冬の延長なんだ。
だから、今日は「やっと来た」って感がする。
体調不良がいっぺんに飛んでいったかのような快感だ。
そして窯焚き中。
なんかうれしい予感がしてしまうね。

霊界通信



女房の母親が他界してから5年が経つが、
いまだに我が娘たちへ霊界通信がある。

先日、遠くに住む末娘から電話があって、
「おばあちゃんが、以織の具合はどんなもんだ」
と、聞いてきたという。
で、娘は父親の体を心配して連絡をくれたわけだ。
「あそこと、あそこと、ここと、あっちと、まあほどほど悪い」
と娘に伝える。すると、夢の中のおばあちゃんが
「山楂子(サンザシ)を食べろ」と、さかんに言っていたという。

調べてみたら、山査子は健康食品にて血管拡張の効能もあるそう。
おう、これなら動脈硬化の以織に合いそうだ。
というわけにて、ネットで早速取り寄せてみた。

山査子の実を反練り状に加工した食品。
そのまんまの乾燥品は見つからなかった。
加糖のせいか甘酸っぱい。お菓子だな。
まあ、しばらく食べてみようではないか。
ここんとこ健康食が続いている以織です。

ちなみに、娘は山査子を知らなかった。
ね、霊界通信でしょう?

なんや、ぴったりや。

変人ばかりの我が友人の中でも、
異様に頭の回転が速い人といえば、彼だろう。
ものすごい早口で深い知識をまくしたてるのだけど、
その早口も彼の頭にはついていけないようだ。

たぶん同い年。70年世代。
田舎で影響を受けた俺に対して、
東京育ちの彼は熱風をまともに浴びた。
50年後、田舎者は和陶器を焼き、
都会者は江戸時代の書画を膨大に拾集する。

その彼が自身のブログでお気に入りの歌を紹介していた。
それが今の俺にぴったりなんだ。
なので俺からもご紹介。
Nico These Days

オリジナルはJackson Browneの作だそうだが
この歌にはバージョンもたくさん。カバーも多い。
その中で、彼のお勧めはNicoのこれ。俺もこれ。
彼のブログ「江戸時代を世界遺産に」はこちら

ネットで拾った訳は以下。

散歩をして来たところ
このごろは他の人とあまり喋らない
このごろ
このごろはいろいろと考え込んでしまうの
あなたのためにしてあげたかったことについて
いつもそうしてあげられたのにってね

ぶらつくのはやめにしよう
もう無茶もしない
このごろ
このごろは考えるようになったわ
この変化はどうしたことだろう
常道を理解することがあるのかしら

かつて私には愛する人がいた
このごろは新たな恋をする危険を冒したくないの
このごろ
歌にしたような人生を送ることを
怖がっているように思えるのなら
それはまさに私がこれまでずっと負けてきたせいよね

もう夢を見るのはやめよう
野心も抱かないこのごろ
このごろ 
このごろは隅石に座って時間を四分音で十まで数えている
友よ、私の過ちを大目に見てね
決して忘れたわけじゃないから

昨日の記事の「?」無事解消。

実は昨日アップした記事中の「?」が自然解決していたのです。

ご注文を受けていた井戸小服茶碗を窯出ししたところ、
貫入が無いのです。「えぇー」ということで「?」にしました。
そしたら今日になって細かい貫入が入っていました。
「良かった」なので「?」解消。

貫入とは焼き上がった陶磁器が冷めるとき、
素地土はもう縮まないのに、釉ガラスはもっと縮むので、
耐えきれず釉ガラスにヒビが入る現象を言います。
基本的には磁器への貫入はNGです。
実際は例外がたくさんありますし、そちらの方が魅力的です。
以織窯は陶器造りなので、器への景色として欠かせないのが貫入です。
特に井戸の貫入は細かくないと「井戸」でなくなってしまいます。
なので昨日は、てっきり失敗かと。
貫入は窯出し後、数年後まで入るといいますから、
すぐ入らなくても驚くには当たらないはずですが、
注文品となると焦ります。

ともかく良かったぁ。
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Author:iorijiji
井戸茶碗陶術遣い

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