誤解を恐れず正直書けば




はじめから輝いていた方だった。

昨日は銀座三越7階・特設ブースで開かれた
猪鼻徳壽さんの「茶籠・茶箱講座」を拝聴に行ってきた。
猪鼻さんは東京西荻、伊勢屋美術の店主にて大の目利き。
とりわけ茶籠、茶箱のコレクションでは人後に落ちない有名人なのだ。
猪鼻さんはその蘊蓄(うんちく)を平易に楽しく語ってくださったのだが、
今回のブログの主題は実は別な方。

そう、はじめから輝いていた。
大きな瞳をせわしなく動かして目配り気配りに余念のない女性。
猪鼻さんの講演をサポートする三越スタッフのおひとりだ。
中身が詰まり過ぎていて講演時間を忘れて語る猪鼻さんに、
「どうしたものか」と困った顔が、ものすごく愛らしく、
こんなにも集まったことがないという今回の聴衆のほとんどは、
彼女に見とれていたに違いない。


客と会話する笑顔からは想像出来ない厳しい目つきで、
あたりを見回す接客のプロを見ることはままあって、
「さすが」と感心しながらも、
ちょっぴり引き気味の自分に気づくことがあるけれど、
彼女にはそれがない。
あたりに気を配るときも柔和なお顔のままなのだ。
なので、ついつい笑顔に引き込まれていたのだが、
その女性が近づいてくるや
「誤解を覚悟で正直言えば、徳さん大好きだよと
お書きになった以織さんですよね」と。
「えぇ!、そういえば以前、そんなことを書きましたが、どうして?」
以織サイト「作品考」というコーナーで
猪鼻徳壽さんについて語ったことがあった。
それを読んでくださっていたのだ。
猪鼻さんの今回の講演をサポートするにあたって
リサーチ中に拙文を見つけたそうだ。
その上、以織の名前まで憶えていてくださった。感激!

誤解を恐れず正直書けば
「麗しの人よ、ありがとう」。心奪われたひと時でした。
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Author:iorijiji
井戸茶碗陶術遣い

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