宇宙人来訪

ただいま当窯初の異文化コミニケーション中です。

おはようございます。ごぶさたしていました。
訳は、我が家の片付けに追われていたからです。

なんと一昨日から、我が家に宇宙人さんが来ています。
20数年前、ここ蓑毛に越してきた頃は11人の大所帯でした。
時代は変わり、今は老人が密やかに住んでいます。
そこへ突然、まったりとした宇宙人さんの来襲です。

この宇宙人さんは京都という星からやってきたそうです。
何代も続く京焼きの名門窯の跡取りさんです。
歳はちょうど我々の子供と同じ、30代半ばです。
およそ京都星のイメージに似つかわしくない髭づら、
なのに、やっぱり京都弁で語ります。

育ちがいいとは、かくのごときか。
とても素直で、もの応じせず、意見をしっかりお持ちです。
華麗な京焼きと、以織老の高麗茶碗焼きとでは接点がなさそうですが、
京焼きの元祖にして、名工の誉れ高いかの仁清さんも、
高麗茶碗写しをしていたそうです。

いま京都星の陶芸界ではルネサンスが始まっていて、
それで「古典に帰れ」と、
この若い宇宙人さんは情報収集に来た訳です。

うーむ。たしかに我々は古代人。
合点がいくような、いかないような。

とはいえ、とても熱心です。
夜遅くまで、手回しロクロを前にして、慣れない土と格闘しています。
そうなんです。いかにロクロ陶工といえども、
不慣れな土を前にしては、思うようにいかないものです。
この以織なら、そんな無謀はやめにしますが、
若者にはパワーがありあまっています。

宇宙人と喩えては申し訳ないことですが、
まず我々の所へ来るはずのない高い所にお住まいにお方、
そして歳の差。やはり宇宙人さんです。
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井戸茶碗陶術遣い

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