まずは黒から



平成29年の初試焼きは引出黒からです。
まずまず融けてくれました。
漆黒の部分と、やや釉薬の薄いところは飴釉の色。
これも狙った通りだったので、さい先がいいですね。

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ただし意識して黒釉を厚掛けした部分はブクを吹いて、
触ると細かに割れて取れてしまいました。
試験窯が小さいので炎に偏りがあるせいかもしれません。

薪窯の昇温を参考に低温をひっぱって長く焼いたせいでしょう、
露胎の土味は柔らかです。
ただしもう少し画像の発色よりグレーです。

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26日から西荻「ギャラリー壽庵」にて



11月26日(土)〜12月4日(日)まで
東京西荻、伊勢屋美術「ギャラリー壽庵」にて
「以織井戸&その仲間達展』(仮称)開催です。

今年はいわば「以織窯一門展」です。
以織井戸にはじまって、加津子の黄瀬戸鉢、
そして客分絵師・少白絵付けによる茶盌、
それに独立した窯を持つ加津子の息子・正樹も加わって
新作をご披露いたします。

画像は以織作の大井戸茶盌です。

少白氏絵付け茶碗



昨年、少白氏とのコラボは染め付けでした。
今年は土物に挑戦です。
5月7日、少白さんが来訪くださって今年最初の絵付けを完了。
それを今日窯出ししました。

少白氏の狙いはご覧の通り「乾山風」絵付け。
以織の狙いは乾山の柔らかい焼き上がりを本焼きで表現すること。
本歌の乾山は楽焼き釉を使った低火度の焼物です。
なので中身はグズグズと聞いています。
(乾山さん、それが間違っていたらごめんなさい。)
以織の焼きはあくまで中火度。一般の陶器です。
ですから水は漏りません。陶器ならではの水は浸みますけど。

h28_5_syouhaku2.png

とこんな具合に、テスト焼きが始まりました。

遅れバセながら、ろくろバセ。



二ヶ月ぶりです。やっとこさ復帰です。
写真は手回しロクロを回すための棒です。
「ロクロばせ」の名があります。
ロクロ天板の端にあけられた穴に、この棒を差し込んで
手動でロクロを回します。
回転が緩くなったら、また回します。
そうやって器の水引きをします。

電動の時代に時代遅れとお思いでしょうが、
手動の方がずっと有用です。
多くの電動は低速でもモーターの回転力があります。
そこへいくと、手回しは回転とともに回転力も落ちます。
なので無理な造形になりません。
作り手の気持ちがより伝わると思い込んでいる爺です。

西荻・伊勢屋美術にて新作展28日から



今年の東京西荻・伊勢屋美術「ギャラリー寿庵」にての新作鐵は
「陶人・野口以織と粋人・仲森智博 二人展」です。
以織は高麗茶碗の新作品を、
智博は独特の筆致で描く書と墨絵を発表いたします。
加えて以織がロクロ引きした素地へ
智博が筆をのせた染付け茶碗も展示いたします。
上の画像は、作品ご案内冊子の6ページを掲載したものです。
順を追って各頁をご紹介いたします。

以織窯スタッフ・小宮加津子の作る
柔らかな黄瀬戸と絵高麗も展示します。
皆様のご高覧をお願いいたします。

「以織と智博 二人展」:
11月28日〜12月6日 am11:00~pm7:00
伊勢屋美術「ギャラリー寿庵」にて
東京西荻北4−5−22 TEL 03-3399-2756
〈会期中無休〉

プロフィール

iorijiji

Author:iorijiji
井戸茶碗陶術遣い

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